お役立ちコラム

治具をコーティングすれば、はみ出しプリントインクも怖くない!

治具をコーティングすれば、はみ出しプリントインクも怖くない!

 

治具はいろんな材料でつくられています。

例えば、ABS樹脂、アルミ、アクリル、その他樹脂など手作りから高価な治具までさまざまあります。

そんなせっかく製作した治具をプリントする際にUVインクが付着して、治具を汚したりしてしまいます。また、メディア素材よりも少し大きめのプリントデータを作り、プリントする作業時には、前もって治具側にマスキングテープを施してUVインクが盛り上ってきたら取り換え交換メンテナンスすることも多々あることだと思います。

 

ジグメイク治具製作時にもお客様からはみ出しプリントについてのご相談を受けることがあります。

ジグメイクでは、そのようなお悩みを解決するために下記のような治具表面に特殊加工を施します。
一般的には、アルミには黒アルマイト処理を施すのですが、アルマイトではUVインクが多少の密着があり、インクを剥がす際にバラバラにチリばってしまいます。

そんな事がないようにジグメイクでは、テフロンコーティングを施しUVインクが簡単に捲れるコーティングを施す加工もおこなっています。

↓ガラス材

↓樹脂関連

↓ABS樹脂

ジグメイクは、いろんな材料に表面処理加工を施すノウハウは持っているのですが、テフロン加工をおこなう際にブラスト処理、熱で焼付などの工程があり価格も問題になってきます。

 

そこで、今回の新しい商品を開発しています!

治具にスプレーで吹き付け、約3時間ほどの自然乾燥で治具表面がコーティングされる商品です!

 

まずABS樹脂にテープを貼って、右側にコーティング剤を施します。

スプレーで吹き付けるだけです。
塗布しても油性マジックも消えません。

自然乾燥で約3時間がたちました。
※油性マジックが擦れてるように見えますが光の加減です。

UVプリンタでプリントしてみます。

インクの状態を見ていただければわかりますが、コート処理を施してる側のインクは、密着がわるいので薄くインクがのってるだけの状態です。

テープを貼り捲ってみます。

あら不思議!コーティングあり側のインクが簡単に捲れました。

このコーティング剤を試していますが、治具だけでなくメディアのトップコートとしても十分に使っていただける商品になります。

また、フッ素剤を混ぜ、もう少し硬く硬化するように造れば、UVインク独特な嫌な臭いもコーティング剤の膜で包み込むので、臭いを抑えることができます。

 

非常にいい商品が出来上がりました!

しかし問題は、製造ロット数が少なく、コストが高くなる可能性が、、、

何処かの会社様、ユーザー様、一緒に販売を考えられる販売店様が要るのであればご連絡お待ちしています。

 

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