お役立ちコラム
2.72018
UVプリンター導入、機種仕様とデモサンプルとココも注意が必要!
UVプリンターを導入検討するとき、メーカーと機種選定はできるが、メーカーの担当営業マンは選べない!
営業マンの違いで、新たなビジネスへの初動が大きく違ってくる。
顧客のことを考えない、自身の数字ばかり追いかけ、鈍感な営業マンが担当になると、せっかく高価なプリンターを導入しても大損に繋がりかねない。
UVプリンターを新しいビジネスのためにUVプリンターを導入する。
もちろん、メーカーデモを確認、
プリントスピードから生産率を考え、
売上高を計算している。
しかし、時間をかけて検討して購入を決めたプリンターが、予測通りの稼働をしてくれなければ、計算してきた売上や人件費など大きく変わってきます。
最近UVプリンターを導入されたユーザー先でおこった現象は、
鉛筆に白インクをプリントしてもインクが全く硬化しないという現象だった。
しかし、CMYKはきっちり硬化している、、、?
何が原因かは分からなかったので、後日担当営業マンに来てもらうと、
「鉛筆に使われているニス(表面コート)と白インクの相性が悪く化学反応を起こし硬化しない。なのでプライマーを塗布してから白インクを塗れば問題ありません」
と何ともお粗末な対応。
プライマーの工程を入れると、大きく生産率が変わってしまう。
新規導入ユーザーがメーカーから言われるとそういうものなんだ、、、
と納得せざる得ない。
全く硬化しないことに疑問を持たなかったのか?
プライマーの工程を増やすと生産性がわるくなる、、、とか
別のメディアで確認してみる、、、とか
脱脂を試みる、、、とか
前準備として、手塗でプライマーを塗っておく、、、とか
色々な対応ができるはずだ。
ジグメイクでも同じ鉛筆とインクで確認する。
白インク100%、60%、30%、10%どれも問題なく硬化している。
この件は、ジグメイクからもメーカー側に連絡を入れたが案の定メーカー回答は梨の礫だった。
先のユーザー先で、他にプラケースにもプリントしてみたが、やはり硬化しなかった。
やはりこの営業マンは、ちゃんと確認していないのだろう。
見れば感じるはずなのに不思議だ!
これは仮説になるが、Wホワイト(白インクヘッドが2基搭載)が100%、0%の設定(メーカー指示)に。
もしかすると、片方の使っていないヘッドから洗浄液が漏れているために硬化していない事が原因だと!?
設定を50%、50%に変え、何度かプリントすることで白インクが硬化するようになる。
もちろんプライマー無しでも密着している。
この状況についてメーカーに問い合わせているらしいが、折り返しがないらしい!
確かに、メーカーの営業マンは売上、ユーザーのサンプル製作、報告書などなど業務は山積だと思う。
それでも、上手くこなしている営業マンも数少ないが少しは居るだろう。
せっかく高い買い物を購入するなら、そんな上手く立ち回れる営業マンから購入したいものだ。
今回の件で、もしかすると全国で困っているプリンターユーザーが沢山いらっしゃるのではないかと感じました。
プリンターの導入後、機械の動き方に疑問を持ったり、メーカー対応に不安や不信感を感じられたら、迷わずごジグメイクにご相談ください。