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インクジェットプライマーインクを使ったプリントメディアの検証(ガラス編)

インクジェットプライマーインクを使ったプリントメディアの検証(ガラス編)

 

さて、今回はガラス編ということで、引き続きIJプライマーの検証をおこなってみます。

ガラスとUVインクの密着イメージは、プライマーなしでは密着しずらいという認識です。ガラスは金属と同じでプライマーは密着しやすいメディアなんだろうと思っています。

 

インクジェットプリンター:UJF-3042
IJプライマー:IJ Primer PR-100(SPC-0731)
プリントメディア:ガラス(スライドグラス)
剥離テープ:ニチバン CT1835

① IJプライマーなし

② IJプライマー画素全体

③ IJプライマー有効画素

IJプライマーの印刷濃度は、60%で設定しています。

以上の内容でプリントしてみました。

想定の通り、IJプライマーなしではインクは剥離してしまいます。

テープ剥離の2回目では全て綺麗に剥がれてしまいます。

IJプライマー有りのプリントでは、画素全体に塗布しているインクは剥がれることは無く密着しています。有効画素は、やはり文字ふち部分が剥がれています。

 

下の写真は、IJプライマーを画素全体に塗布したプリント面にカッターで切り込みを入れました。もちろん、ガラスに傷はつかないのでUVインク箇所だけが割れています。
テープ剥離しましたが、剥がれることなく密着していました。

ガラスのメディアは、プライマーなしでは密着してくれそうで剥がれてしまうという結果となりました。
ガラスにプリントする際は、剥がれると問題がおこるユーザー様はプライマーが必要なメディアであるといえるでしょう。

 

【アルミ編につづく】

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